売れない土地を処分したいときの4つの方法
「土地を売りたいのに全然売れない・・・」
「相続した土地をずっと売り出してるのに、全然買い手が見つからない・・・」
土地を手放したくても、売れずに結局放置していて荒れ放題になってしまうと早く売らなければと不安になりますよね。
土地に限らず不動産全般に言えることですが、使わないし処分したいからといってすぐに売却できるとは限りません。そのうえ、買い手が見つかるまでの間は、固定資産税の支払い、管理にかかる費用と手間を負担し続けなければなりません。相続した土地などであれば、相続税もかかった上で所有しているのですから、負担は想像を超えますよね。
では、なぜ売れないのかを考えていきましょう。その前に、安心していただきたいです。売れない土地や建物でも、買取業者などに依頼すると売れるケースもあります。まずは査定を依頼することをおすすめいたします。
土地が売れない理由・原因
単純に場所が悪い
ごく当たり前のことですが、売れる土地や建物にも共通しているのが、立地が良い場所は売れやすい傾向です。場所が悪い=売れないというわけでもないので、ご安心ください。場所が悪いというのは、需要が低い傾向でしかないので売れにくいという表現が正しくなります。そういった場合は、買取業者に依頼すると買取をしてくれるので、一度相談することをおすすめします。
境界が確定していない
隣地との境界線が確定していない土地も、売れにくい傾向にあります。境界が確定していないと将来的にトラブルになるかもしれないということがあります。買う側が土地に建物を建てたいときに境界が確定していないと建てるのに、境界確定測量を土地家屋調査士さんに依頼をする必要があります。その費用がかかるのと、境界で揉めると購入したときより土地の面積が減ってしまう可能性も考えると、境界確定されていない土地は、買う側にもリスクが生じるからです。
土地の面積が小さすぎる・地形が悪い
土地の面積が小さすぎる、細長い土地、地形が歪な形をしているなどの土地は売れにくい傾向にあります。建物を建てることができない、駐車場にするにも面積が小さい、歪な土地だと使い道がないなどの理由があるからです。
また、道路よりも低い位置にある土地も売れにくい傾向にあります。雨水や下水や災害時のリスクがあるため、建物を建てるためには十分な広さがあっても、水の排出等を解決するために別途設備を入れる必要があるからです。
希望売却する価格が高い
土地の売却希望金額が相場より高いと、買う人が見つからない可能性は高いです。
その土地の周辺相場、土地形状などを考慮して、希望金額を下げて売ることも検討しましょう。もし売却を依頼している不動産業者がいれば、価格については相談してみるのもいいです。
売れない土地を処分する方法
前略でも記載しましたが、売れない土地を所有していても固定資産税がかかり続ける、管理の手間がかかるとデメリットしかありません。
それでは、買いたい人が見つからない場合、どうすれば早く処分できるのか紹介します。
- 相続土地国庫帰属制度を利用して、国に渡す
- 相続放棄する
- 買取専門の業者に買い取ってもらう
- 譲渡もしくは寄付をする
相続土地国庫帰属制度を利用して、国に渡す
相続する土地を処分する方法として、相続土地国庫帰属制度を利用して、国に渡すことも可能です。
細かい条件などがあり、ご自身でも申請は可能ですが司法書士や土地家屋調査士に依頼してやってもらうこともできます。しかし、この制度は国に渡すのに費用がかかります。
買取専門の業者に買ってとってもらう
おすすめする理由は、
- 5日から1ヶ月の間で売却が可能
- 契約不適合責任が免責される
- 管理せず即現金化できる
■5日から1ヶ月の間で売却ができます
買取であれば、5日から1ヶ月程度で売却が可能です。買取は査定をして、査定金額に納得していただけると買取されるからです。売却を不動産会社に依頼していると、仲介になるので、仲介手数料がかかるのと売却されるまでに時間がかかります。お客様を見つけないといけないからです。
その点、買取専門の不動産業者であれば、すぐに判断して売却になるのでスピード感がまるで違います。当社では、買い手が見つからない、売却を早くしたい等ございましたら、スピーディーに対応いたします。もちろん、査定のご依頼、ご相談だけでも喜んでお受けいたします。
■契約不適合責任が免責される
買取では、不動産取引のプロである宅建業者が買主になるため、契約不適合責任が免責されます。
契約不適合責任とは、土地や建物の売買をした後に、契約書にない欠陥や不具合が見つかった場合に、売主が買主に対して負う責任のことです。
■管理せず即現金化できる
売買契約後、土地の管理責任から解放されます。ですので、固定資産税も払うこともなく、土地の管理もなくなり、晴れて自由になります。
なかなか売れない土地を持ち続けてるのはおすすめしない理由
なかなか売れない土地を放置し続けるのは、本当におすすめしません。
なぜなら、
- 固定資産税を納め続けなければならない
- 管理の手間と時間がかかる
- 最悪の場合、近隣から損害賠償される
- 「特定空き家」に指定される
固定資産税を納め続けなければならない
まず土地を持ち続けていると、固定資産税を払い続けなければなりません。
農地や山林といった土地でも安いからといって放置していると、災害が起こった際に責任をもたないといけないケースもあります。
管理の手間と時間がかかる
使用していない土地であっても、管理をしないといけません。管理をしていないと見た目も悪くなり、いざ販売をするとなっても、あまりいい印象を持たれないので状況はどんどんと悪くなるばかりです。
売却を成功する秘訣は、内覧者や見学者に好印象を持ってもらうことが第一優先です。
最悪の場合、近隣から損害賠償される
土地の管理を怠ると、雑草や木が伸びたり、建物であれば瓦が落ちてきたりして、それが原因で事故が起こってしまった場合は、損害賠償請求をされる可能性があります。
それ以外に建物ですと、害虫や動物の棲家になってしまい、最悪の場合、倒壊する可能性もあるので、放置することはおすすめしません。
「特定空き家」に指定される
空き家を放置していて、「特定空き家」もしくは「管理不全空き家」に指定されてしまうと、最悪の場合、固定資産税が最大6倍まで上がることがあるので、管理はきっちりと行なった方が得策です。
詳しい内容は、こちら。
まとめ
放置している土地やなかなか売れない土地があるときは、買取専門の業者に買い取ってもらいましょう!
買取専門の業者であれば、高確率で買取をしてくれる可能性があるからです。
相続案件やその他
共有持分や再建築不可物件、相続案件、事故物件、空き家、借地、底地、立ち退きなど、権利調整が必要な複雑な不動産についても取り扱っています。
そして、早期解決のための提案を行っております。
収益不動産の売買や相続、共有持分など、権利関係に応じた最適な提案をいたします。
こちらで買取不可となった場合でも協力していただいている不動産業者様や不動産投資家の方々へもご紹介させていただくことも可能です。
また、同業の宅地建物取引士(不動産業者様)からの案件もぜひご相談ください。
もちろん、当サイトを見ていただいた不動産を所有のお客様も是非ご相談ください。
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